遺品整理当日の立ち合いは必須?注意点もチェック!
亡くなった方の遺品整理は、必ずしも自分たちで行えるとは限りません。選別も大変ですし、不要物の処分も困ります。このようなときに便利なのは、遺品整理業者です。しかし、立ち合いが問題です。万が一、立ち合いが必須であれば、時間を空ける必要があります。そこで、遺品整理当日の立ち合いについて詳しくまとめてみました。
遺品整理当日の立ち合いは必須?
遺品整理は、基本的に立ち合う方向で考えたいところです。しかし、状況によっては難しい、もしくは必ずしも立ち合う必要がないケースも存在します。また一日中、遺品整理業者と一緒に行動する必要はありません。最初と最後のみ確認すればいいという業者も存在します。
遠くに住んでいる方は難しい
たとえ親族といっても、遠くに住んでいる場合は遺品整理の立ち合いが大きな負担となります。ここでいう負担とは、金銭面だけでなく、仕事や場所などさまざまな面での負担です。たとえば、海外に住んでいる方は、そう簡単に帰国して遺品整理に立ち合うことはできません。また、会社や家庭の都合、なかにはけがや病気によって立ち合えない方もいるでしょう。遠くに住んでいる場合は、近くに住んでいる方とは状況が異なるため、どうにもならないケースもあります。
親族ではない方
親族ではない方の場合は、遺品整理に立ち合わなくても問題ありません。そもそも、親族以外は第三者となるわけですから、立ち合ったところで分からないことも多いはずです。たとえば、遺品整理を行う家のオーナーや介護や福祉施設のスタッフなど、日常的に接する機会があったとしても立ち合いは義務ではありません。
特に近年は、超高齢社会となり介護施設で亡くなる方も増えてきました。介護施設に入所している方の中には、身寄りがない方もいらっしゃいます。このような場合は、必ずしも必須とはいえないでしょう。
業者からお願いされることもある
遺品整理業者によっては、立ち合いをお願いされます。遺品の扱いは神経を使うため、同行してもらった方が安心ですし、作業もスムーズに進みます。もちろん、遺品整理にはトラブルもあるため、未然に防ぎたいという気持ちもあるのでしょう。ただし、あくまでお願いですから、拒否したとしても何ら問題はありません。
立ち合いなしはトラブルの原因にも
立ち合いなしは、トラブルの原因になる可能性があるので要注意です。たとえば、依頼者の目がないと作業が適当になる可能性もあります。本来であれば、捨てるか捨てないかを真剣に判断したいものでも「いらないだろう」と勝手に判断されてしまうかもしれません。
また、お願いした場所以外に無断で入られる危険性もあります。悪い業者の場合は、意図的に侵入して貴金属などを盗むケースもあるので気をつけましょう。
言い争いになる可能性
捨てたかどうかで両者が言い争いになる可能性もあります。自分の記憶の中で存在していたものがなかった場合は、遺品整理業者が捨てたのではと疑うでしょう。このような状態になると、なかなか解決しないトラブルに発展するので要注意です。すべてお任せする場合は問題ありません。しかし、少しでも不安を感じるのなら、事前に家の中を確認するなどの対策を取りましょう。
遺品整理当日の立ち会うメリット
前述の通り、遺品整理の立ち会いは必須ではありません。しかし、遺品整理業者の作業に立ち会ってみると、メリットを感じることもあります。どうしても時間が取れないという方は仕方がないかもしれませんが、時間が取れそうな方は立ち会いも検討しましょう。
作業スピードが上がる
残すもの、捨てるものをどんどん判断できるため、遺品整理業者の作業が捗ります。業者は遺品整理のプロなので作業自体は素早く終わらせますが、残すものと捨てるものの判断はどうしても悩みます。しかし、判断する方が他にいれば、聞きながら次々に進められるでしょう。作業が短時間で終われば、双方ともに時間的なメリットが出てきます。
すべての遺品が確認できる
遺品整理に立ち会うと、すべてを自分の目で確かめることができます。当初は、ほとんどいらないと思っても、確認していくうちに必要に感じるかもしれません。また、遺品整理業者にすべてお願いすると、残しておきたいものまで捨てられる可能性もあります。しかし、すべての遺品を確認すれば必要なものと不要なものが確実に仕分けできるでしょう。
今までのことを思い出す
遺品に触れているうちに、今までのことを思い出します。まったく記憶に残っていなかったことでも蘇るかもしれません。そもそも外から家を見るだけでも感慨深いものがありますが、家の中に入り、遺品に触れればさらに昔のことを思い出します。ただし、思い出に浸りすぎるのも要注意です。結果的に遺品整理業者の邪魔になってしまい、作業がどんどん遅れてしまいます。
遺品整理当日は、必ずしも立ち合う必要はありません。すべて遺品整理業者に任せることも可能なので、難しいときは相談してみましょう。故人の遺品は、さまざまな思い出が詰まっています。遺品の中には、存在すら知らなかったものもあるかもしれません。遺品整理を行う際は、どのような方法がいいのかを真剣に考えて実施しましょう。